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執筆者の写真Daisuke Koike

黄昏の冬


この時期になると、無性にある曲がアタマの中をリフレインする。

そんな曲を思い出すとき、それと同時にある一枚の写真も思いだささる。

それは僕が駆け出しの頃に撮影したワンショット。

特に素晴らしい写真でもないし、究極の一枚でもないただの写真。

それを撮影したのは、今から6年以上前になる。

きっと、それを撮影したとき抱いていた想いが、今でも心のどこかで引っかかっているのかもしれない。

あの頃は、一人でいることに飽きてきていた頃。

今では、一人でいる時間が発生すると

仕事に没頭していたり、趣味のギターを奏でていたりして楽しんでいるけど

当時は、いつだって一人だったので、一人の時間は珍しいものではなかった。

逆に、僕が人といる時間の方が稀だったかもしれない。

僕は特に、クリスマスが好きなワケでもない。

というか、俺は根っからの仏教徒なので、クリスマスを肯定していない側の人間でもある。

だけど、なんだろう?この曲

否定とか肯定とかではなく、なにか心に響く曲。

そして、この曲とセットなのがこの写真。

この写真をみるとこの曲を思い出す。

そして、この曲を聴くとこの写真を思い出す。

何気なく撮った一枚なのは覚えている。

撮影した場所も覚えている。

札幌の、特に珍しくもない深夜の公園。

だけどきっと、このとき僕はずっと空を一人で見上げていたんだろう。

そんな気がするThis Seasonな時間。

この写真を見て、どんなことを思い浮かべますか?

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